スーパーハイビジョンはNHKが提唱して研究開発をすすめている4Kの次世代のデジタルビデオフォーマットです。4K ウルトラHDの3,840 x 2,160の画素数の2倍になる7,680 x 4,320をもつ規格です。英称ではUltra High Definition Television(ウルトラHD)でITU-R勧告で定められています。
スーパーハイビジョン8Kの経緯
2002年5月 NHK放送技術研究所『スーパーハイビジョン』第56回NHK放送協会技術研究所一般公開で初披露される。
2005年 スーパーハイビジョンを用いたBS実験放送を2015年に予定、本放送を2025年開始を目指す。
2012年8月23日 NHKがITU-R勧告でテレビの国際規格となったと発表。
2013年5月 2020年の本放送を目指し開発することを発表 2016年に試験放送開始を予定し、テレビとインターネットを連携させた『ハイブリットキャスト*1』のサービス拡大を図る。
2014年8月 2年前倒しの2018年に本放送を開始することを発表。
*1:NHK Hubridcast (エヌエチケイ ハイブリットキャスト)は2013年9月2日から開始。放送とインターネットを融合させた無料のサービス。当初は東芝のレグザ「Z8Xシリーズ」「Z7シリーズ」「J7シリーズ」とパナソニックのビエラ「WT600」「VT60シリーズ」「FT60シリーズ」2014年9月よりソニーのブラビアにも対応した。
特徴として自然な立体感。運動視差も働くために手前のものは速く動き、奥にあるものは動きが遅い、手前の物体ははっきり見えるし奥の物体はぼやけるなどのごく自然な見え方が高精細な画面で再現されていることでの立体感と考えられている。展示会での感想は『3Dはいらない』との声が多いとのこと。
ハイビジョン、2k、4k、8kを解像度で比較
名称 | 横縦ピクセル | アスペクト | 画像数 |
---|---|---|---|
HD ハイビジョン | 1,280×720 | 16:9 | 921,600 |
フルHD(2K) フルハイビジョン | 1,920×1,080 | 16:9 | 2,073,600 |
4k ウルトラHD | 3,840×2,160 | 16:9 | 8,294,400 |
8k ウルトラHD スーパーハイビジョン | 7,680×4,320 | 16:9 | 33,177,600 |
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